現在できるのはSimpleModelのドメイン・モデルからJavaクラスとWeb仕様書の生成です。
ただ、JavaクラスはPOJOレベルの単純なものなので、Factory機能や永続化などの機能の自動生成まで行うことを予定しています。『Domain Driven Design』の技術はかなりパターン化されているので、これを自動生成するのが目標です。
Web仕様書は、DSL(Domain Specific Language)で記述したことをYUI(Yahoo UI)を使ってきれいに表示できるようにしたレベルです。ただし、オブジェクトが誰にどのように利用されているのかという情報を「参加」という項目で記述しています。
単に、DSLに記述したことを字句上で変換するだけではなくて、モデルの内容を解析したうえで、プログラマが関心をもつ色々な切り口の情報を記述していくのが目標です。たとえば、ユースケースを実行するとイベントの発生やリソースの状態遷移が起こりますが、逆にイベントやリソースの立場では、どのユースケースに参加する時に自分が生成されたり、状態が変えられたりするのかという点を知りたくなります。こういった情報をツールで抽出することがSimpleModelerに持たせたい機能の一つです。
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