2009年4月3日金曜日
aggregation
クラウドでは、関連の深いデータをできるだけ近くに配備したいので、個々のデータのメタ情報にそいういった情報を格納する。たとえばGoogle App Engineの場合はデータの親データをKeyに入れているけれど、そういう目的ではないかと思う。
こういった情報の元ネタはモデリングの段階で収集するのが効率的であるけれど、その一つのアプローチがAggregateである。
ただ、「Aggregate Root」というステレオタイプを使うのはややクールでないかなぁ、と思いつつ常々扱いを気にしていたのだけれど、モデル内のaggregationを手繰ってAggregateを自動抽出すればよいことに思いついた。
現在の所SimpleModelerはassociationとcompositionをサポートしているもののaggregationはサポートしていない。というのは、aggregationはモデルの意味・意図が不明瞭であり、使い方が難しい、という評価があるモデルであり、モデル駆動を目指すSimpleModelerでは明確な使い方が見つかるまで、サポートを保留していたのである。
このaggregationを使うと、(ツールがモデルを解析する手間を惜しまなければ)Aggregateを明確に記述できる。Aggregateはクラウド時代にはとても重要なモデルの構成要素でありプラクティスとなるので、このAggregateを成立させるためのモデル要素としてaggregationをサポートする価値は非常に高い。
そのような判断でaggregationをサポートすることにした。
帰宅後、aggregationの実装。同時にcompositionを指定する文法も改良。
無事動作。
折を見て、Aggregateも実装したい。
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